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2020年05月21日

乳を絞る乳牛はみんな「お母さん」

昨日に引き続き、酪農のマメ知識!
タイトルの通りですが、乳を搾る乳牛はみんな「お母さん」です。

「えっ!乳牛はどんな牛でも乳が出るんじゃないの?!」
と思っている人が意外と多いのですが、牛も妊娠・出産をしないと乳が出ません。(もちろん雄は乳がでません)

ちなみに業界用語では、
出産を経験していない牛のことを「未経産牛(みけいさんぎゅう)」、
出産を経験した牛のことを「経産牛(けいさんぎゅう)」と言います。

本日はここまで!

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△広野牧場さん(香川県)へ取材へ伺ったときの一枚(フリーバーン牛舎)

タグ:酪農
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2020年05月20日

国内の生乳生産量

今年に入り「新型コロナウィルス(COVID-19)」が猛威をふるい、現時点でも東京を含む8都道府県(北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、京都)では「緊急事態宣言」が継続されています。
「農業にも様々な影響が出ている」と報道されていますが、その報道を取り上げつつ、マメ知識を配信したいと思います!

国内の生乳生産量

「小中学校が休校となり牛乳が余っています。しかし乳牛は毎日搾乳をしないと病気になってしまいます。みなさん1本多く牛乳を買ってください」という声をメディアを通してよく聞きます。
そこで今回は、牛乳について見ていきたいと思います。

第1回目は、生産量と用途について。
農林水産省のデータ(※1)によると、詳細は以下の通りです。

国内の生乳生産量(平成30年度)

*国内の生乳生産量:728万トン
(内訳:北海道397万トン・都府県332万トン)
飲用向け生乳
牛乳等401万トン
(内訳:北海道56万トン・都府県345万トン)
乳製品向け生乳
生クリーム等127万トン
(内訳:北海道120万トン・都府県6万トン)
チーズ40万トン
(内訳:北海道40万トン・都府県1万トン)
脱脂粉乳・バター等148万トン
(内訳:北海道128万トン・都府県20万トン)

生乳(殺菌などの処理がしていない乳)は日持ちがしないため、飲用は都道府県、加工用は北海道の割合が多くなっています。

このほか、輸入乳製品は517万トン(チーズ:365万トン、アイスクリーム等:68万トン、ほか)となっています。

なお「平成30年度 学校給食用牛乳供給事業概況」(農林水産省 ※2)によると、平成30年度の学校給食用牛乳の供給数量は 346,559キロリットル とのことです。

本日はここまで!


<引用・参考>
(※1)農林水産省生産局畜産部「畜産・酪農をめぐる情勢」(令和2年4月)
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/l_hosin/attach/pdf/index-495.pdf
(※2)農林水産省生産局畜産部牛乳乳製品課「平成30年度 学校給食用牛乳供給事業概況」(令和元年11月)
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/gyunyu/lin/attach/pdf/index-221.pdf

タグ:酪農
posted by 農業マメ知識 at 17:30| Comment(0) | 畜産